「取り調べ全面可視化を」足利事件・菅家さんら(読売新聞)
栃木県足利市で女児が殺害された「足利事件」で再審無罪が確定した菅家利和さん(63)らを招き、兵庫県弁護士会が5日、神戸市中央区の同会館で、取り調べの録音・録画(可視化)を考える市民集会を開いた。
菅家さんは「密室に刑事しかいない状況が本当につらかった」と虚偽自白の体験を振り返り、全面可視化の必要性を訴えた。
集会で菅家さんは、警察に「お前がやったんだ」と決めつけられたとし、「一部の可視化ではだめ。全面的に実施し、弁護士も同席させるべきだ」と強調。
兵庫県西宮市の知的障害児施設で園児が水死体で見つかった「甲山事件」で無罪が確定した元保母の山田悦子さん(58)も参加し、「推定無罪の理念を守るため、可視化は必要」と話した。
浜田寿美男・奈良女子大名誉教授(法心理学)は「いくら否認しても受け入れられず、長期の取り調べに疲れて自白してしまう。その後は、犯人になったつもりで供述しないといけない心理になる。菅家さんはその典型」と解説した。
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2010-06-07 13:32
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