<歴史共同研究>「天安門は政治騒動」 日本と相違鮮明(毎日新聞)

 日中両国の有識者による「日中歴史共同研究委員会」が1月31日にまとめた報告書で、中国側の要請で非公表とされた第二次世界大戦後(1945〜08年)の戦後史の全容が9日、明らかになった。公表見送りの要因とされる天安門事件(六四事件、89年)について、日本側は中国共産党による「武力弾圧事件」と認定したが、中国側は現体制批判を招くことへの警戒感などから「政治騒動」と簡単に言及、見解の違いが鮮明だ。また中国側は日本側の歴史認識を批判した。

 ◇非公表「戦後」の全容判明

 毎日新聞は、報告書の「近現代史」のうち、非公表となった戦後史部分の全文(中国側論文は訳文)を入手した。▽戦争終結から日中国交正常化まで(1945〜72年)▽新時代の日中関係(1972〜08年)▽歴史認識と歴史教育−−の3章で構成され、章ごとに日中双方が論文を執筆している。

 天安門事件について日本側は「中国共産党が人民解放軍を出動させ学生・市民の民主化運動を武力弾圧した事件。中国は最高の国際環境を一気に失った」と指摘した。一方、中国側は「天安門事件」や「武力弾圧」などの表現は一切避け、「政治騒動が起こり、欧米国家は中国に制裁を発動した」との認識を表明した。中国の愛国主義教育については、日本側が「結果として反日教育になった」との見方を示した。中国側は「歴史教育の主題の一つ」と主張した。

 また、東京裁判について、中国側は「侵略戦争を防止し、世界平和を守るために積極的な試みをした」と正当性を強調した。日本側は「手続きの不公平さ、事実認識の不正確さなど法的に問題が多い。日本の戦争責任に関する議論をかえって混乱させた」と反論した。

 歴史認識問題では、中国側が「日本国内にはまだ侵略戦争の責任を一貫して認めようとしない政治勢力が存在する」と指摘。「日本人が戦争責任を反省することは『自虐』行為と考えている」と批判した。靖国神社参拝問題について、中国側は「軍国主義の復活を容易に人々に連想させる」との認識を示した上で、在任中に毎年参拝を続けた小泉純一郎首相に触れて「日中関係に極めて困難な局面をもたらした」と断じた。【中澤雄大】

【関連ニュース】
人権活動家:成田空港に77日…中国政府の帰国拒否に抗議
日中歴史共同研究:内容報道のNHK放送 中国国内で遮断
日中歴史共同研究:報告書を公表 南京事件隔たり埋まらず
EU:対中武器禁輸措置解除へ協議 スペイン外相
日中歴史共同研究:「戦後」は対象外に…1月にも報告書

「高齢者限定規定」から新型インフルを除外へ―予防接種法(医療介護CBニュース)
あの派手な看板は何? 中国の観光サイトで「グリコ」人気(産経新聞)
再診料下げ「経営を危惧」=診療報酬改定で−日医副会長(時事通信)
ワシントン“凍結” 米東部中心に記録的積雪(産経新聞)
漂着ポリ容器 ハングル4割(産経新聞)



虐待と判断し病院が異例通報 継母逮捕の女児死亡事件(産経新聞)

 兵庫県三田市で長女に暴行したとして継母の寺本浩子容疑者(27)が逮捕された事件で、長女の夏美ちゃん=当時(5)=が暴行の5カ月後に頭を打ったとして救急搬送された際、病院は虐待を受けた可能性が極めて高いと判断し、三田署に通報していたことが12日、関係者の話で分かった。寺本容疑者は「娘は転んだ」と説明。夏美ちゃんは搬送の5日後に亡くなっており、県警は死亡の経緯についても詳しく調べている。

  [グラフで見る]児相の虐待相談件数、18年連続で増加

 関係者によると、夏美ちゃんは逮捕容疑となった暴行の5カ月後の昨年11月24日午後3時50分ごろ、三田市の自宅マンションで頭を強く打ったとして病院に搬送され、その5日後に急性硬膜下血腫のため死亡した。寺本容疑者は搬送の際、救急隊員に取り乱した様子で「長女はベランダで遊んでいて転んだ」と説明していたという。

 しかし、夏美ちゃんのけがは転倒事故としては明らかに不自然な上、症状も重く、搬送先の病院は「虐待の可能性が高い」として三田署に通報。虐待が疑われるケースでも、児童相談所など行政を通じてではなく、警察に直接通報するのは異例だという。同署は夏美ちゃんの死後、司法解剖を行った。

 寺本容疑者は昨年6月24日に自宅マンションで夏美ちゃんの顔をたたくなどして約1週間のけがをさせたとして、傷害容疑で11日に逮捕された。

【関連記事】
虐待か? 長女への傷害容疑で継母を逮捕…兵庫 死亡との関連捜査
家庭復帰に問題なし 児童虐待で児童相談所会見
「痛がる顔に興奮する…」女児殴った男の身勝手な動機
女児への傷害容疑で男を逮捕 兵庫県警
見逃されたSOS…両親からの虐待で死亡した7歳男児の阿鼻叫喚

枝野氏「荷が重いがしっかりやる」 首相、行政刷新相に正式任命(産経新聞)
無理心中図り妻を殺害=法務局統括登記官を逮捕−大阪府警(時事通信)
<外国人選挙権>8県議会が反対に転向(毎日新聞)
【中医協】勤務時間の把握、「タイムカード」を削除(医療介護CBニュース)
<公設派遣村>退所後に住まい確保、502人(毎日新聞)



鳩山氏「友愛」実現まではひと山ふた山も(産経新聞)

【松本浩史の政界走り書き】

 4日の参院決算委員会で行われた鳩山由紀夫首相の答弁を聞いて、「この人らしいな」としみじみ感じる一幕があった。ときあたかも小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部が小沢氏や元秘書らを起訴するかどうか、政界関係者はかたずをのんで、その行方を注視していた折である。

 「自由が行き過ぎると弱肉強食になってしまう。その一方、平等を重んじると自立心が失われてしまう。そのバランスをとるところに『愛』がある」

 自民党議員が発した「『友愛政治』とは」との質問に、わが意を得たりと熱く語っていた。特捜部の出方次第では、政権の足元が揺らぐ危機に見舞われそうな中で、「愛」を堂々と語っている姿に、のんきなのか、ものすごい大物政治家なのか、つかみどころのない振る舞いに、そう感じたのである。

 鳩山氏が掲げる「友愛」の政治理念は、鳩山氏が尊敬してやまない祖父・一郎元首相が掲げていたもので、オーストリアの政治家、リヒャルト・クーデンホフ・カレルギー氏が打ち出し、欧州連合(EU)構想のベースになった。

 鳩山氏の発言が誘い水となって、一郎氏の「鳩山一郎回顧録」(昭和32年出版、文芸春秋新社)を書棚から取り出してページをめくっていくうちに、日本自由党を結成した昭和20年当時を振り返った一説に目がとまった。

 「日本には利益や権力を主眼とする政党はあるが、主義主張を主眼とする政党はない様に思い出した。又政党には情義を重んじ過ぎてはいけないかもしれないが、しかし情義のない政党の党員となっていることを非常につまらぬように考えた」

 海千山千がうごめく政界にあって、鳩山氏は、政略や駆け引きが不得手な理念型の政治家だ。今国会の施政方針演説は、「命を守りたい」というフレーズで始まり、マハルト・ガンジーの慰霊碑に記された「理念なき政治」など「七つの社会的大罪」にも言及したように、政治理念がふんだんに盛り込まれていた。

 鳩山氏には、「主義主張」や「情義」を重んじる一郎氏のDNAが強く受け継がれているようで、その輪郭が「友愛」なのだろう。

 しかし、この「友愛」理念に拘泥すれば、自由と平等の狭間(はざま)で身動きが取れなくなり、為政者としての強いリーダーシップを発揮できない陥穽(かんせい)に陥らないか。人を押しのけて政界の階段を駆け上がるイメージとはほど遠く、名家生まれの人柄のよさをそこはかとなく漂わせる本人のキャラクターが加われば、そうした懸念はなおさらだ。

 自身の弱点を自覚しているのか、先の衆院選で民主党が単独過半数を獲得し、組閣・党役員人事に頭を悩ましていたとき、代表代行だった菅直人副総理・財務相の処遇が話題になり、鳩山氏は周辺にこう語っている。

 「菅さんの行動力ってすごいんだよな」

 薬害エイズ事件では、旧厚生省を向こうに回し、行政側の過ちを証明するファイルを公表。国民に鮮やかな政治主導を印象づけ、国会審議でも舌鋒(ぜっぽう)鋭くときの政府に切り込んだ菅氏の政治スタイルをうらやむ気持ちが垣間見える。

 鳩山氏と同様、一郎氏にもアクの強さが欠けるとの評がついて回った。だが、一郎氏には寝業師の大野伴睦、三木武吉ら弱点を補える側近がいた。鳩山氏はどうか。剛腕で鳴らす小沢氏がキングメーカーとして君臨しているのは明らかで、党運営は言うに及ばず、政権運営にも小沢氏の影がちらついている。

 もっとも、政治資金の虚偽記載をめぐる自身の「政治とカネ」問題と相まって、その小沢氏も同じ問題で世論の批判を浴びていることが、いま現在置かれた鳩山政権の混迷ぶりを物語っている。幹事長を続投する小沢氏や、それを容認した民主党に対する世論の矛先は鋭さを増すばかりだ。

 回顧録で一郎氏は、斎藤実(まこと)内閣で旧文部相を辞任したときの経緯に触れている。ある贈収賄に絡み国会で執拗(しつよう)な攻撃を受け、「明鏡止水の心境において善処します」と答弁した。ところが、意に反して辞任の意思表示だと受け取られ、本当にそうなってしまったという。「ヒョイと頭に浮かんだ」と回想している「明鏡止水」は、当時の流行語になった。

 祖父と孫が「政治とカネ」問題で国会追及を受けるのも皮肉な巡り合わせだ。

 鳩山氏にとってここしばらくは、政権交代の「祝福ムード」も消え、昭和61年に初当選を果たして以降、経験したことのない試練が続く。「政治とカネ」問題の代償は今後もついて回るだろう。5月までに決着させると公言した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題も重くのしかかる。「友愛」の理念を結晶化させるには、超えなくてはならない山がまだひと山もふた山もある。

【関連記事】
小沢氏「我慢、我慢」で活路は開くか
みんな「小沢」に右往左往 夏の参院選に照準
「へたな鉄砲も…」小沢氏不起訴で乱れ撃ち
ハイチPKOの派遣部隊1陣が出発 首相「誇りを胸に」 
鳩山首相「検察は公正」 小沢氏不起訴で

<毎日育英会奨学生>卒業祝賀会を東京で開催(毎日新聞)
<お灯まつり>山から滝のように流れる炎 和歌山県新宮市で(毎日新聞)
石川被告離党に閣僚から評価の声相次ぐ(産経新聞)
群馬で降雪70センチ超…東日本の山沿い大雪に(読売新聞)
千葉県警の不正経理、新たに4億2100万円(読売新聞)



<防衛脱税事件>秋山被告の公判が結審 3月29日に判決(毎日新聞)

 防衛関連企業からコンサルタント料名目で得た所得を隠したとして、所得税法違反(脱税)などに問われた社団法人「日米平和・文化交流協会」理事、秋山直紀被告(60)の公判は10日、東京地裁(朝山芳史裁判長)で結審した。秋山被告は民事訴訟の証拠を偽造した有印私文書偽造・同行使罪について「世の中を甘く見た結果、天罰として返ってきた。申し訳ない」と謝罪する一方、所得税法違反は「無罪を申し上げる」と改めて主張した。判決は3月29日。

 弁護側は最終弁論で「問題とされた所得は個人ではなく(コンサルタント業務をした)法人に帰属していた。秋山被告に脱税する意思はなく、所得税法違反は成立しない」と主張した。

 起訴状によると、秋山被告は03〜06年、約3億1400万円を隠し約9900万円を脱税し、04年に裁判の証拠を偽造したなどとされる。検察側は前回公判(1月20日)で懲役3年、罰金3000万円を求刑している。【銭場裕司】

【関連ニュース】
脱税:秋山被告に懲役3年求刑 防衛コンサルタント事件

8歳の姪を2度投げ落とした女起訴 水戸地検(産経新聞)
張が3連勝=囲碁棋聖戦(時事通信)
<731部隊>占領下、米軍が関係者の郵便物検閲を指示(毎日新聞)
<将棋>名人戦 順位戦A級3日(毎日新聞)
埼玉不審死 大出さんの携帯不明 木嶋容疑者、証拠隠滅?(産経新聞)



石川議員ら保釈請求、認められる可能性(読売新聞)

 小沢一郎・民主党幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、政治資金規正法違反(虚偽記入)で起訴された同会の元事務担当者・石川知裕衆院議員(36)と、石川被告の後任の事務担当者だった元私設秘書・池田光智被告(32)の弁護人は5日、東京地裁に保釈を請求した。

 同会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)の弁護人も4日、保釈を請求した。3人は起訴事実を大筋で認めており、保釈が認められる可能性が高い。

 石川、池田両被告は1月15日、大久保被告は16日に逮捕された。

雑記帳 人気の金色オブジェ「天使のうんこ」 京都に登場(毎日新聞)
有識者会議委員免職も検討=全国町村会長逮捕で−長妻厚労相(時事通信)
強風、大雪に警戒呼び掛け=北・東日本で冬型続く−気象庁(時事通信)
<名古屋食肉公社>「食肉市場」との統合検討案、市長に提出(毎日新聞)
広域連合協議 「議員1人以上」主張 福岡贈収賄 逮捕の町村会前局長(産経新聞)



厚労政務官の実績、7割「分からず」=仕事ぶり伝わらず? −NPO調査(時事通信)

 厚生労働省の副大臣、政務官各2人の実績について、約7割の人が「分からない」とアンケート調査に回答していたことが8日、分かった。民主党は政務三役(大臣、副大臣、政務官)を中心とした政策決定を推し進めるが、大臣以外の仕事ぶりは伝わっていない見方もできそうだ。
 調査は先月、NPO法人「日本医療政策機構」が実施。全国の成人1024人から回答を得た。
 同省の政務三役の実績を尋ねたところ、長妻昭厚労相には47%が肯定的な評価を下し、否定的な評価(21%)を上回った。「分からない」は32%だった。
 一方、医療分野担当の足立信也、福祉分野担当の山井和則両政務官に対する評価は、「分からない」が最も多く、それぞれ72%と70%に上った。副大臣2人も同様で、肯定的、否定的を問わず、3割程度からしか評価を得られなかった。 

【関連ニュース】
【特集】「陸山会」土地購入事件〜小沢氏を不起訴〜
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜
難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜
労組への配慮で公務員制度改革「封印」の危機

<子ども手当>首相「公約通りに」満額支給 衆院本会議答弁(毎日新聞)
糖尿病根治療法に道=拒絶反応の仕組み解明−福岡大、理研(時事通信)
<訃報>吉田実さん85歳=元いすゞ自動車専務(毎日新聞)
トラック、バス9万台リコール=エンジン止まる恐れ−三菱ふそう(時事通信)
橋下知事就任2年 「高支持率 内実伴ったものに」富野暉一郎・龍谷大教授(元逗子市長)(産経新聞)



運転のブラジル人を逮捕=名古屋ひき逃げ、容疑否認−危険運転致死で手配・愛知県警(時事通信)

 名古屋市熱田区の国道交差点で男女3人が死亡したひき逃げ事件で、愛知県警熱田署捜査本部は5日、危険運転致死と道交法違反(ひき逃げなど)の疑いで、車を運転していたブラジル国籍の職業不詳ロシェ・デ・フレイタス・ファブリシオ容疑者(26)=岐阜県美濃加茂市加茂野町鷹之巣=を逮捕した。捜査本部が全国に指名手配していた。
 捜査本部によると、5日夜、愛知県岡崎市の路上で捜査員が発見し、熱田署に任意同行し逮捕した。事故を起こしたことは認めているが、「歩道上に人がいたのは知らなかった」と容疑を否認しているという。
 逮捕容疑は1日午前0時55分ごろ、熱田区六番の国道交差点に赤信号を無視して猛スピードで侵入。歩道上で信号待ちをしていた3人をはね飛ばした上、救護せずに逃走し、死なせた疑い。
 車には同国籍の男4人が乗っていた。窃盗グループのメンバーとみられ、これまでに同乗者2人が出頭し、逮捕されていた。捜査本部は残る1人の30代の男についても行方を追っている。 

【関連ニュース】
運転のブラジル人、指名手配=名古屋ひき逃げ・愛知県警
別のブラジル人同乗者が出頭=携帯の男か、逮捕へ
岐阜のブラジル人が運転か=名古屋ひき逃げ
同乗のブラジル人逮捕=逃走用の車、窃盗未遂

<東京メトロ>丸ノ内線が朝ストップ(毎日新聞)
川に車転落、男女2人が死亡=雪でスリップか−さいたま(時事通信)
衆院比例ブロックの定数配分は合憲 選挙無効要求を棄却 東京高裁(産経新聞)
<地震>宮城・大崎で震度4=30日午前1時40分(毎日新聞)
不審死の大出さん、現場到着時は昏睡状態?(読売新聞)



天皇陛下が風邪の症状(時事通信)

 宮内庁は2日、天皇陛下が風邪の症状のため、大事を取ってお住まいの御所で今週末まで静養されると発表した。陛下は先月31日からのどの痛みなどの症状があり、2日未明に急性腸炎のような症状となった。同日午前から御所で休んでいる。
 これに伴い、3日から予定していた葉山御用邸での静養は取りやめる。入院の必要はなく、2日夜の公務を予定通り御所で行うという。 

【イチから分かる】内閣法制局長官 鳩山政権で役割変質か(産経新聞)
民主高嶋氏、石川議員の処分「今は考えず」(産経新聞)
拳銃1丁と実弾97発所持=容疑で暴力団会長ら逮捕−警視庁(時事通信)
<桜の開花予想>東京都心は3月23日ごろ 日本気象協会(毎日新聞)
亀井金融相、外国人選挙権・夫婦別姓に反対(読売新聞)



普天間移設「覚悟読み取って」 参院決算委で首相(産経新聞)

 参院決算委員会は4日、鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席し、平成20年度決算に関する質疑を行った。首相は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題について「5月末までに決めなければ政治家として決断ができないということだ。その覚悟を読み取ってほしい」と述べ、移設先選定に重ねて強い意欲を表明した。

 首相は、結論を出す時期を5月末に決めた理由に関しては「7、8月の参院選の前に結論を出すべきだと考えた」と説明。その上で「移設先が元に戻ることは解決ではない。移設できない場合のことを考える必要はない」と述べ普天間飛行場の継続使用を否定した。

 また、任期中の消費税率引き上げでは「無駄を徹底的に排除するには時間がかかる。議論は結構だが、4年間は上げないと国民に誓ったので、消費税はさわらない」と述べた。

押尾被告、3月5日に公判前整理手続き(産経新聞)
石垣島で2万年前の人骨発見=直接の年代測定で日本最古(時事通信)
<前原国交相>「秘書3人起訴の事実は重い」(毎日新聞)
4氏が届け出=岐阜市長選(時事通信)
プルサーマル受け入れ自治体へ、交付金復活(読売新聞)



あかね色の秋田新幹線 「E6系」仕様公開(産経新聞)

 JR東日本は2日、国内最速の時速320キロでの営業運転が予定されている東北新幹線「E5系」につなぐ秋田新幹線用の新型車両「E6系」の仕様を公開した。

 あかね色と白のボディーにシルバーのラインが入り、先頭車両の鼻先は従来の「E3系(こまち)」のほぼ倍の13メートルもある近未来的なデザイン。あかね色は、秋田名産のリンゴや、「秋田竿燈(かんとう)まつり」のあかりをモチーフとした。

 カーブを滑らかに抜けられる車体傾斜装置を搭載したほか、揺れを吸収するフルアクティブサスペンションを全車に付けるなど、形状と装備の両面で、高速走行を意識した作りになっている。

 独特の形状で先頭車両の座席が減るため、現行より1両多い7両編成にして同じ定員を収容する。

 今年7月からまず1編成を走らせて性能をテストし、平成25年春をめどに営業運転を始める予定。

【関連記事】
新幹線パンタグラフ破損 原因はボルト付け忘れ
JR九州が九州新幹線の駅名発表 博多〜熊本間
JR東海、新幹線などフロリダ州に売り込みへ
津軽に伝統の人形芝居 東北新幹線延伸控え常設小屋も
JR臨時列車9%減 春の計画、景気低迷響く

鳩山首相、施政方針演説51分で「命」25回…進次郎氏「意味分からん」(スポーツ報知)
<自民>参院選の公認候補2人を発表(毎日新聞)
3割超「義理、なくなって」=女性同士や「逆チョコ」歓迎−バレンタイン調査(時事通信)
外交機密費、官邸に上納…政府初めて認める(読売新聞)
「背中を刺された。息苦しい」…被害者の“声”にも被告は無表情(産経新聞)



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。